モータ、電源、電気制御機器、EMC・ノイズ対策機器などエレクトロニクス・メカトロニクスに関する要素技術の10分野を集めた専門技術展「TECHNO―FRONTIER(テクノフロンティア)2011」(主催=社団法人日本能率協会)が、7月20日(水)~22日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催されるが、このほど開催規模がほぼ固まった。
出展者数は、400社877小間で、このうち海外は5カ国・1地域から42社58小間が参加する。
同展はものづくりを支える最新要素技術と開発設計・生産技術が一堂に会するアジア最大級の専門トレードショー。
「第29回モータ技術展」、「第20回モーション・エンジニアリング展」、「第4回メカトロニクス制御技術展」、「第26回電源システム展」、「第3回バッテリー技術展」、「第24回EMC・ノイズ対策技術展」、「第2回環境発電技術展」、「第20回ボード・コンピュータ展」、「第13回熱設計・対策技術展」、「第6回設計支援システム展」と10の専門展が集結する。
また、集中展示として代替材料ゾーンに加え、東日本大震災の発生に伴う緊急企画コーナーとして、「やるぞ日本!!~今こそ魅せよう日本の力~」のテーマのもと、東日本大震災で打撃を受けたものづくり産業の現状打破と、イノベーション創発の促進に向け、『製造業向け!事業継続のための創エネ・省エネ・蓄電コーナー』を設ける。
震災の影響を受けて電力使用削減下での継続的な事業展開が喫緊の課題となっている中で、製造現場の省電力化・小型効率化・創エネ・蓄電による、リスクに備えたエネルギーマネジメントの推進が事業継続の要として急務となっていることに対応した。
同コーナーでは『エネルギーを「創る」「蓄える」「分配する」「消費を抑制する」「安定して供給する」』の5つの観点から、太陽光発電システムや各種蓄電池、UPSなど、関連する技術・製品などを多数展示する。
そのほか、「自動車向け脱・省レアアースモータ最新研究成果展示コーナー」や「製品分解展示コーナー」などの企画もある。
一方、展示と並んで毎回注目されている技術シンポジウム・会議も、展示内容とリンクする形で、11のコースによって合わせて66のプログラムが予定されている。
なお、展示会への入場登録料3000円(税込)が無料になる事前登録を、5月20日から同展ホームページ(http://www.jma.or.jp/TF)で受付けている。