エーピーシー・ジャパン(APC)は電設工業展で、用途に応じて幅広くラインアップしたUPS(無停電電源装置)を中心に、電力、環境監視ができる「RM―PDU」なども展示する。
同社はサーバ向けUPSで標準採用され高い実績を誇るが、生産現場向けに最適な3相20―30kVAで低価格/コンパクトで拡張性もある「Smart―UPS
VT」は、1000万台の導入実績を誇るSmart―UPSシリーズのひとつ。3相電源を使用する製造ラインや中規模システム、制御機器向けに力を発揮する。
常時インバーター方式で、保守用バイパス回路を内蔵し、さらにバッテリーモジュールはホットスワップ対応のため、UPSの稼働中でも交換・増設が行える。また、遠隔監視・制御はもちろん、ドライ接点インターフェイスを持つ現場への組み込みも可能。
機種も設置場所をとらない幅523ミリの省スペースモデルとラックマウントPDU(単相200V/100V出力)搭載モデルのほか、単相200Vでタワーとラック共用モデルもそろっている。
なお、同社は冷却装置やラックなどもラインアップしており、設計から導入、メンテナンスまで一貫して提供できる体制を構築している。
(www.apc.com/jp)