ワゴジャパンは電設工業展で、「ワゴI/Oシステム」を活用した電力監視システムをアピールするほか、プレゼンテーションセミナー(25日14時~14時30分)でも紹介する。このシステムは、電力コスト削減を主眼に、同社兵庫サービスセンターの電力消費監視で実際に稼働しており、省エネに貢献している。
Ethernetバスコントローラ750―842と専用モジュールの組み合わせにより、データを蓄積しながらWeb画面でモニタリングが可能で、Ethernet環境があれば、専用ソフトや面倒な設定なしにPCとWebブラウザだけで遠隔地からもモニタリングできる。一般的な事業者用の電力契約は、30分ごとのピーク電力で1年間の基本料金が設定されるため、消費電力のピークを抑えて平均化することで、省電力と省コストを同時に実現。
また、設定電力値に対する電力使用状態をWeb画面上のグラフでリアルタイムに表示し、LEDランプと連動させることで節電の注意を喚起できる。さらに、コントローラをLANに接続すれば複数のPCで閲覧でき、データの蓄積や保存や、オプションで温度計測など、用途に合わせたシステム構築も可能。
(http://www.wago.co.jp)