フジソク(川崎市中原区木月住吉町24―12、TEL044―433―5721、笠井徹社長)は、「2011年度(平成23年度)FDR会(販売代理店会)総会」を、東京・白金台の八芳園で5月17日開催、全国FDR会会員会社13社の社長と営業責任者が出席した。
東日本大震災の犠牲者への黙祷を行った後、第1部のFDR会総会では、冒頭にFDR会会長のECリョーサン池田修社長が「業界は大震災で、半導体、商品、セットの生産がままならず厳しい状況になっている。受注があっても納入が出来ず受注残が増えている。暗いトンネルも必ず出口がある。フジソクさんの業績も前期は大きく伸長しており、新製品の開発も出来ていることから、FDR会として一気に打って出たいと思う」とあいさつした。
続いて、事業及び会計報告が行われ、FDR会副会長の堀内覚大和無線電機社長が監査結果を発表した。その後会員会社の紹介などが行われ、終了した。
第2部のフジソクの事業報告会では、笠井社長が2010年2月期(64期)の業績と65期の経営方針として、(1)一つ上のQCDの構築(2)健全経営基盤の確立(3)5S+2Sに基づいた企業体質改善―の3つを示し、「スイッチのシェア拡大を図り、65期は47億円の売り上げを達成することが、この3つの実現に繋がる」と決意を述べた。
その後、吉田幸太郎取締役営業本部長から代理店ごとの販売実績などの営業報告と今期の営業方針、石井守新横浜営業所長から新製品計画、大矢敦男営業担当部長からFDR会活動計画などが発表された。
さらに64期に売り上げ目標などを達成した会社に、笠井社長から感謝状が授与された。