電力、ガス、水道使用量を計測 因幡電機産業使用量をCO2で換算表示エネルギーモニタリングシステム発売

因幡電機産業の環境システム事業部は、家庭や店舗・工場などの電力、ガス、水道使用量を計測し、各エネルギーの使用量をCO〓換算で表示するエネルギーモニタリングシステム「AEMgrapher(エムグラファー)」=写真=の販売を強化する。

エムグラファーは、同社環境システム事業部の前身であるハウジング事業部時代の2009年から、住宅向けのエネルギーモニタリングシステムとして販売を開始していた。

環境システム事業部は、今年4月にハウジング事業部から改称し、同システムなどを住宅向けだけでなく、店舗や工場など幅広く販売を行う新しい取り組みを開始している。

住宅や店舗など、省エネで快適な空間を証明するには、エネルギーの見える化が必要不可欠な条件である。エムグラファーは「エコが見える」をコンセプトに、各部屋ごとの電力・W発電、ガス、水道の使用量を計測、CO2換算表示を行い、各部屋ごとにエネルギー消費量を計測し、モニタリング表示する。

学習機能を搭載しており、使い過ぎや消し忘れを警告する。さらに、目標設定機能で、一般家庭の平均消費量や前年同月対比などの目標設定が可能である。

また、すべての太陽光発電システムに対応し、売電量も見られるほか、USBメモリでデータの保存やシステム更新が可能。住宅性能評価データやエコ診断の作成、リフォーム時などの資料となる。

システム構成として、電力主幹/分岐は、電流センサと計測ユニットを内蔵した分岐計測機能付き分電盤、水道主幹/分岐はアクアセンサー、ガス主幹はパルス発信付きガスメータ、これらを入力するパルスカウンタBOX、さらに計測ユニットのデータを表示する表示器からなる。

アクアセンサーは日本水道協会(JWWA)の承認品で、上水道の流量測定も可能。単体売りも行っている。

同社環境システム事業部では、エムグラファーのほか同社のマルチメディア情報配線システムなどをトータル的に、住宅分野も含め、店舗や工場などに向け幅広く拡販を行っていく。

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