オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、画像検査に使用されるセンシングLEDリング照明「OPRシリーズ」=写真=を7月1日から発売する。標準価格は3万円から7万2000円。初年度国内販売目標は2000台。
OPRシリーズは、バー照明「OPB―Sシリーズ」に続くセンシング照明の第2弾。LED照明に輝度センサを内蔵、同社のLED照明コントローラ「OPPFシリーズ」と接続することで、電力線通信による輝度のモニタリングとフィードバック制御が可能(特許出願中)である。
このフィードバック制御機能「FALUX
sensing」により、モニタ値の変動に対して電圧を可変し初期の輝度を維持する。これにより、約4万時間使用しても、当初の輝度を維持することができ長期の安定性が得られる。
さらに、新機能としてアタッチメントレンズを採用。照射エリアの2way(集光モード/ワイドモード)切り替えが可能。レンズを装着した集光モードは短距離で高照度が得られ、レンズを外したワイドモードは広範囲に照射できる。
一つの照明で様々なアプリケーションに対応でき、検査条件の変更にもフレキシブルに対応する。標準価格は、内径φ32/外径φ10が3万円、内径φ55/外径φ28が4万2000円(以上7月発売)、内径φ70/外径φ43が5万6000円、内径φ85/外径φ58が7万2000円(以上9月発売)。同社従来製品比最大33%の価格ダウンにより、業界最安価格(同社)を実現した。