山武は、プラントの安全性と生産性を向上させるため、計装保全を飛躍的に効率化するデバイス・マネジメント・システム「InnovativeField
OrganizerTM」(イノベーティブフィールドオーガナイザー)ソフト(英語版)と、その関連商品としてHART通信対応I/Oモジュール「BU100」、フィールドバス対応コントローラ「DOFC」機能強化版、同社フィールド機器用DTMの販売を開始した。
2011年度20システム5億円、18年度100システム50億円の売り上げを見込んでいる。なお、日本語版は今年10月に発売する。
今回発売するソフトと関連製品により、プラントのスタートアップ前のループチェックをはじめとしたフィールド機器点検作業効率を1~2日程度に短縮できる。また、計器不調状況のリアルタイム通報による計器トラブルに起因する生産ロスの最小化や、フィールド機器状態の連続モニタリングと傾向監視による保全コストの適正化などにも繋がる。
さらに、FDT/DTM技術により、機器、通信プロトコルを問わず、サプライヤーの現場機器のデジタル通信、診断機能の有効活用ができ、機器の調整・設定作業用インタフェースの一元化が可能。