「メディカルテクノロジーEXPO―医療機器開発・製造技術展」は、医療機器を開発・製造するための部品、装置などが一堂に集まる専門展。
医療産業は今後、アジアを中心に大きな成長が期待され、高い技術力を持つ日本にとって、有望な市場の一つと言える。今年1月には、内閣官房に「医療イノベーション推進室」が設置され、政府の新成長戦略の一環に医療産業が含まれている。
このような医療産業への注目が高まっている背景を受け、本展の出展社数は昨年の1・5倍の規模での開催となる。
医療機器メーカーの設計、開発部門や、製造・生産技術、購買・調達、品質管理部門のユーザーや経営者には必見の展示会だ。
今回から新たに「電子部品ゾーン」が設けられ、電子部品、コネクタ・ケーブル、電源・電池、センサ、半導体、EMC&ノイズ対策、組込み技術、画像処理技術などが出展される。そのほか、機械部品・加工技術、装置・機器部品、駆動部品、計測機器/試験機器/センサ、OEM/アウトソーシング、機械・工具、洗浄・バリ取り技術、クリーン・包装製品、ITソリューションなどが出展される。
メディカルテクノロジーEXPO専門セミナーも併催され、基調講演では医工連携の第一人者である、国立循環器病研究センター研究開発基盤センター長の妙中義之氏が、『医療機器開発・製品化の今後の展望』について講演する。そのほか、医療機器ビジネスのリスクマネジメント・薬事法などの最新動向や、医療機器分野に新規参入した企業の事例がわかる必聴のセミナーだ。