国際電業は、自動販売機・精算機などの課金制御装置を容易に製作できるコインメック・ビルバリ用インターフェース基板として、通信タイプの「PCCB―SN」を今年2月に発売し好評を得ている。今回、シリーズ機種として表示付きI/Oタイプの「PCCB―IDN」を5月から発売した。
これらは、貨幣受入払出装置(コインメック)と紙幣識別装置(ビルバリ)を制御する基板で、大手の自販機メーカーなどが手掛けないような多品種小ロットの自販機、料金精算機をターゲットにしている。
「PCCB―IDN」は、4種類の商品まで管理でき、商品ごとに金額設定が行える。7セグの金額表示LED、販売中・売り切れを表示するLEDも備える。また、DC24V単一電源を供給すればよい。
サイズも従来より小型化され、100×110×11ミリと面積比で約44%になっている。RoHS指令にも対応。
水、卵、野菜、米、カード、造花などの自動販売機や、券売機、コピー機などのほか、駐車場・駐輪場、洗車機などの時間貸し機器の精算にも利用できる。標準価格は4万8000円。
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