オータックス(横浜市港北区新羽町1215、TEL045―543―5621、富田周敬社長)は、「第22回販売代理店総会」を、静岡県熱海市の熱海後楽園ホテルで23日開催、全国の販売代理店14社から社長・幹部らが出席した。
最初に、代理店会会長のサンワテクノス山本勢社長が「東日本大震災の影響により先行きが心配されたが、ここに来て思った以上に復旧・復興が進んでいる。環境、エネルギー、安全・安心などがビジネスとして注目されている。オータックスさんは中期5カ年計画『PLAN115』を今年4月からスタートされているが、この部分のビジネスをいっしょになって取り組み、計画達成できるようがんばっていこう」とあいさつした。続いて代理店各社の自己紹介と近況報告の後、昨年10月富田新社長に経営をバトンタッチした飯塚庄平会長が同社37年の歴史への思いを述べ、「幾多の困難を七転八起の気持ちでここまで来たが、富田社長はビジネス感覚が優れており、新しいオータックスを創ってくれる」と期待を寄せた。
その後、富田社長が「今後は、DMMS(ディベロップメント・メカニカル・マニュファクチャリング・サービス)の言葉の下、新しい会社形態を目指していく。リスク分散をしながら海外市場を伸ばしていく。新たにねじの企業を買収しており、メカニカル部品の総合メーカーとして取り組みを強めたい」と今年度の経営絵方針を示した。
また、成田広副社長から新製品の紹介が行われた。