日立ハイテクと防爆無線ハンディターミナルを共同開発

日立ハイテクトレーディング(梅田順丈社長)は、防爆無線ハンディターミナル「WHT500―Ex」=写真=を、中村電機製作所(佐賀市高木瀬西6―4―7、〓0952―30―8141、中村直紀社長)と共同開発、6月から発売した。初年度500台以上の販売を見込む。

爆発の危険のある防爆エリアでは、防爆構造の電気機械器具の使用が義務づけられている。一方で、防爆エリアでもITシステム化の進展に伴って、パソコン、ハンディターミナルの使用が増加。特に、ハンディターミナルは、製造業での物品管理、リアルタイムな情報伝達、人的ミスの防止に欠かせないツールともなっている。

なかでも化学、石油、ガスプラントの危険場所では、防爆無線ハンディターミナルへの需要は近年急増している。

新製品は本体重量約660グラムと軽量。1次元、2次元バーコード、無線LAN対応。国内防爆検定製品(型式検定合格番号TC19591号、ExdIICT4)。

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