山武は5月19日付けで、環境・標準化推進部計測標準センター(神奈川県藤沢市)が、「湿度」区分において校正範囲を露点1~50℃までの低露点領域に拡大し、JCSS(計量法校正事業者登録制度)校正事業者として登録更新された。
同社では2010年11月から鏡面冷却式露点計「FINEDEWTM(ファインデュー)」の計測露点範囲を、低露点領域にまで拡張した低露点タイプの鏡面冷却式露点計「FDW20」の販売を開始している。今回、計測標準センターの「湿度」区分におけるJCSS校正範囲が拡大されたことで、ニーズへの対応が広がる。
同社の環境・標準化推進部計測標準センターは、96年10月開設で、計測器における校正では国内の民間企業においてトップレベルの技術を保有している。
なお、同社の校正システムは、同センターで温度・湿度・圧力・電気、山武瑞穂(京都府)で流量・流速などの計測標準を提供している。