各種工業用ビデオカメラ製造・販売の竹中システム機器(京都市山科区大塚野溝町86―66、TEL075―593―9300、瀬戸康雄社長)は、145万画素の31フレーム/秒、GigE
Vision対応のフルフレームシャッタカメラ「FC1650GE」を7月25日から発売する。標準価格35万8000円(レンズ別)。年間販売目標は500台。
新製品は、145万画素の高画質の白黒フルフレームシャッタカメラ。全画素を31フレーム/秒で読み出す。ビデオ出力は、LANの通信インフラであるギガビットイーサネット(Gigabit
Ethernet)規格に準拠した12/10/8bit(切替可)のデジタル映像信号を出力する。
また、新しい産業用カメラ伝送方式の統一規格であるGigE
Visionに対応している。GigE
Visionは、AIA(Automated
Imaging
Association)主導で開発された産業用カメラ伝送方式の統一規格。画像処理に最適な非圧縮データを最大1Gbpsで高速転送することができる。
2/3インチCCD撮像素子の採用で高感度。近赤外線領域の撮影にも適している。画像キャプチャーボードなしでPCへの画像取り込みが可能。オートアイリスレンズ駆動用の擬似映像信号出力を装備。