オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、簡単操作タイプの色面積画像センサ「CVSE1―Rシリーズ」=写真=(標準価格9万8000円)を6月下旬から発売する。さらに、CVS―Rシリーズの専用リモートモニタ「CVS―M1―R」(同4万円)は6月上旬に発売した。これにより、2010年から進めてきたオールインワン画像センサ「CVS―Rシリーズ」全機種のリニューアルが完了した。
CVSE1―Rシリーズは、05年に発売した簡単色面積画像センサ「CVSE1シリーズ」のリニューアル機で、モニタサイズを1・5インチから1・8インチに変更し、視認性を向上させた。さらに、3段階でティーチングが完了するスリー・ステップ・ティーチングなど、初心者でも迷わない操作性が特徴。
ラインナップは、標準タイプ、長距離タイプ、近距離広角タイプ、狭視界タイプ、超狭視界タイプの5タイプ。
CVS―M1―Rシリーズは、CVS―Rシリーズと同サイズのリモートコントロールユニットで、CVS―M1のリニューアル機。画像センサ本体の操作と同様の操作が離れた場所で可能となり、機械の奥に本体を取り付けた場合や、ラインの検出状況を離れた場所で確認したい場合に便利である。
モニタサイズを1・8インチに拡大したほか、CVS4―R接続時に設定値のバックアップと書き込みが可能となり、外部メモリとしての役割も果たす。
なお、CVS―M1―Rは、CVS1―R、CVS2―R、CVS3―R、CVS4―R専用。CVSE―M1―RはCVSE1―R専用。
両機種とも従来機と互換性を保ちつつ使いやすさを向上させた。また、標準価格は両機種とも従来機据置きとしている。国内の年間販売目標は両機種とも1000台。
主要販売先は、食品業界、医薬品業界、電子部品業界、自動車部品業界など。