音羽電機工業は、2011電設工業展製品コンクールにおいて、「免雷カウントSPD」で労働安全衛生総合研究所理事長賞を受賞した。
免雷カウントSPDは、同社の「協約寸法SPD(サージ防護デバイス)」に、電源回路からの雷サージ侵入を検知し、回数を表示するサージカウント機能を搭載した新しい形のSPD。
サージカウンタ機能内蔵により、SPDの動作回数が確認でき雷保護効果が見えるとともに、設定以上の雷サージ電流を検出することでSPDの劣化を検知、寿命を予測し交換推奨時期を知らせる表示機能が付いており、SPDの見える化が図れる。
クラスII(JISC5381―1)の試験規格に対応。応答性に優れ、無続流で、停電時もカウント数を保持する。1台で線間・対地間を保護する。小型・省スペース化が図れ、劣化接点出力機能による見える化で効率の高いメンテナンスが可能となった。
JIS協約形配線用遮断器寸法(3極用)に準拠。盤内取り付けが容易で、分岐MCCB用の銅帯が利用可能である。自動切り離し装置を内蔵、劣化接点出力に対応し、劣化時も安心である。
単相2線100/200V、単相3線100V/200V、三相3線200Vの電源回路に使用可能。感電防止端子カバー付き。取り付け方法は、DINレール/M4ねじによる取り付け/連接取り付け板/取り付け金具によるねじ止めの4パターンに対応。
国土交通省公共建築工事標準仕様書適合品と、同省建築設備設計基準適合品である。
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