日本配電制御システム工業会(JSIA、盛田豊一会長)は既報の通り定時総会を青森市で開催したが、地元への義援金拠出が青森テレビで放映された。また、鹿内博青森市長、林光男青森県商工会議所連合会会長が懇親会で感謝の挨拶をするなど、地元から大いに歓迎された。配電制御システム業界の知名度向上にも役立った。
総会当日、JSIA盛田豊一会長、行事担当の榊美樹東北支部長、大澤清和専務理事が日本赤十字社青森県支部を訪問し、被災者支援の一助に使って欲しいと義援金300万円を手渡した。
観光客の激減、イベントの中止が相次ぐ中で、JSIAは被災地で総会開催を実行、そのうえ義援金を拠出したためマスコミも注目し、夕方には青森テレビで放映された。
総会・懇親会には173人が参加した。
JSIAには、被災した会員会社が多く、亡くなられた会員代表者もいる。総会前に全員で黙祷した。
総会は各議案を満場一致で承認、懇親会に移った。
懇親会会場には異例の「がんばれ東北
みんないっしょ」の標語が掲げられている。参加者は被害の大きさに心を痛め、また親しい被災会員会社に思いを寄せつつ、一緒に復旧・復興を成し遂げようとの気持ちを改めてかみ締めていた。
懇親会では、被災した会員企業に対して見舞金を届けることが発表され、JSIAの善意を喜ぶ空気が会場に充満。来賓として出席した鹿内博青森市長、林光男青森県商工会議所連合会会長は「このような時期に東北で総会を開催していただき、被災地として非常に勇気付けられた」と感謝の意を示した。翌日は、親睦の観光旅行、親善ゴルフ大会を楽しんだ。