分岐点

NECは、東北大学と家電製品などの待機電力をゼロにできる技術を世界で初めて開発した。“節電"という面ではすばらしいが半面、待機電力をゼロにしなくても、家電製品自身が何かを付加することで自己発電する方法があるのではなかろうかとも感じた。▼

友人は東日本大震災で4日間停電したとき、太陽光発電パネルのスイッチを切り替え、照明を点灯し、テレビも見ることができたそうだ。単純な素人発想で、家単位の自立型発電が可能なのだから、テレビ、パソコン、ステレオに限らず冷蔵庫、洗濯機なども自分で発電する機能を持てば良いと思った。▼

冬の間、室内に置いていた観葉樹は葉が落ち、萎れた表情で哀れみさえ感じた。枯れ木になることを覚悟したものの、春から外に出したところ、根が鉢から地面に伸びだし大地の養分を吸収して見事に生き返った。生き物がエネルギーを消費するのは当然で、モノも同様である。ムダな消費は勧められないが、「負荷をかける節約」は避けたいものである。▼

地球上には沢山のエネルギーが存在する。光、空気、水はもちろんのこと微生物や地磁気なども電気エネルギーに変換利用し動力源にする。振動発電や地磁気力発電などはすでに開発されているが、これからはこの分野にもっと光が当てられそうである。

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