三菱電機は中国でのFA機器、配電制御機器、メカトロニクス製品の販売・サービス体制を強化するため、上海市に「三菱電機FAトータルソリューションセンター」を新設、6日から業務を開始した。
上海の三菱電機自動化(中国)有限公司本社のあるビル内に、広さ5000平方メートル(ショールーム、研修室、修理センター、コールセンター含む)のスペースを設け、FA機器(シーケンサー、インバーター、ACサーボ、モーションコントローラー、表示器)、配電制御機器・省エネ支援機器、メカトロニクス製品(放電加工機・レーザー加工機、NC、ロボット)などを常設展示し、実機の実演・サンプル加工、技術相談、保守サービス、コールセンター、各種セミナー等を含めたビフォアからアフターまでワンストップでのソリューションを提供する。同社は従来、上海での顧客対応拠点が市内に分散していたが、今回FAトータルソリューションセンター1カ所に集約させ、今まで以上にきめ細やかな顧客対応を実現していく。年間5000人の来場を見込んでいる。