オリエンタルモーター(東京都台東区東上野4―8―1、TEL03―6744―0411、倉石芳雄社長)は、高松市国分寺町にステッピングモーターの部品製造工場「高松国分寺事業所」(仮称)を建設する。投資額は約17億円で来年3月竣工、5月操業開始予定。当初120人の規模でスタートし、高松市で開発、部品加工から生産までの一貫した生産拠点網が完成する。
同社の国内の事業所・研究所で13番目となる高松国分寺事業所は、高松空港から高松自動車道、国道32号線に近く物流面での利便性が高い高松市国分寺町福家字西羽間に建設する。敷地1万4632平方メートル、建築面積5144平方メートル、延べ床面積6107平方メートルの規模。ステッピングモーター部品を製造する。
ステッピングモーターの小型化と高精度加工の追求へ徹底した自動化を展開し、生産性向上と高品質を目指す。また、既存の高松市香西本町の高松香西事業所(ステッピングモーター開発・生産)、高松市たるみ町の高松亀水事業所(ステッピングモーター生産)との連携を強化。商品設計や生産形態の変化に柔軟に対応できる体制を構築し、小型ステッピングモーターの量産拠点として生産能力の拡大を図る。