21チームが参加した日本配電制御システム工業会東京支部の第57回配電盤野球大会は2日、A級・B級決勝が行われ、A級では東芝産業機器システムが5対1で電巧社に勝ち優勝旗を手にした。敗者復活のB級は、友伸エンジニアリングが栃木屋を12対10で破り優勝した。
A級決勝戦は、昨年準優勝の東芝産業機器システムと、一昨年やはり準優勝の電巧社という強豪同士の戦い。東芝産業機器システムは1回戦4対0、2回戦7対0、準決勝4対0と決勝まで完封で勝ち上がってきた。一方の電巧社も1回戦14対0、2回戦4対3、3回戦7対0、準決勝3対0のスコアで勝ち決勝へ。
2日午後1時開始の決勝は、同僚や家族の声援を受けながら白熱した試合を展開。スコアは5対1であるが、実力は伯仲しており、観客も暑さを忘れるほど見応えのある試合内容であった。
東芝産業機器システムは3年振り3度目のA級優勝。
B級決勝は、昨年A級優勝の友伸エンジニアリングと、一昨年B級優勝の栃木屋が対戦した。友伸エンジニアリングは初戦引き分けて敗者復活に回ったが、実力あるチームだけに10対5、15対2のダブルスコアで決勝に進んだ。栃木屋も初戦で東芝産業機器システムに敗れたが、復活戦では7対0、7対1で勝ち上がった。
決勝は両チームとも自慢の打撃戦となったが、友伸エンジニアリングが制した。
閉会式では、水谷恵一大会委員長(JSIA東京支部長)から優勝旗、優勝杯が授与された。