ジックはFAセンサー、安全機器、自動認識機器などをそろえているがロータリーエンコーダーでは、分解能の設定が自在な高精度・高分解能のDFS60/AFS60/AFM60を発売。
機種は、インクリメンタル(DFS60)/アブソリュートシングルターン(AFS60)/アブソリュートマルチターン(AFM60)の3タイプがあり、分解能設定が1刻みで自由自在にでき、ユーザーが自分でパソコンにUSB接続プログラミングツールを用いて簡単にできるのが大きな特徴(プログラマブルタイプの場合)。また、非常に高精度な測定ステップ偏差(Jitter)で、最高6万5536の高分解能を実現している。
さらに、使用周囲温度もプラス20℃~マイナス100℃と広範囲な耐熱性を持っている。
方式も、従来のシャフトタイプに加え、ブラインド/スルーの各ホローシャフト(中空軸)タイプがあり、シャフトを保持する2つのベアリング間が30ミリと従来に比べ非常に大きなマージンがとれることから、コードディスクのブレを抑え、最大1万2000rpmまでのより高速・高精度な回転に対応でき、機器のメカニカル強度向上と長寿命化を実現できる。
(http://www.sick.jp)