昭電は「情報化社会に安全と信頼を提供する」を掲げ、雷害対策を中心とする防災分野に取り組んでいる。
SPDは電源用、通信用一般民需用、鉄道保安用など用途に応じた幅広いラインアップを誇る。
今月からは通信・信号用SPD(サージ保護デバイス)「SGシリーズ」の販売を開始した。新製品は信号線や通信線に侵入する雷サージからFA設備や計装機器を護るもので、同社のSIGシリーズの後継機種。市場から要望の多かったプラグイン構造を採用することでユーザビリティを高めているのが最大の特徴。プラグイン構造を採用することで保守性が良くなるとともに、プラグの抜け止め機構によってプラグインの信頼性も向上する。
また、接続端子はM3ねじ端子を使用し、信頼性の高い丸形圧着端子接続が可能となっている。さらに、インパルス耐久性はJISカテゴリD1、C2にそれぞれ対応し、国土交通省の公共建築工事標準仕様書も満たしている。
電流信号は4―20mAで、温度計測信号はRS485・422回線、リレー制御回線、PV用計測データ回線などあらゆる回線に対応している。RoHS規格対応済み。
(http://www.sdn.co.jp)