富士電機は、水冷式高圧インバータ「FRENIC4800VM5」の販売を開始した。
新製品は、インバータの変換回路から発生する熱の冷却を水によって行うもので、従来の空冷式に比べ大幅に冷却能力が高いことから、高圧インバータの大容量化(同社従来品比約2・4倍)と小型化(同約40%)を図れる。
また、同社のプラント制御機能と各種インターフェースカードなどのオプションツールが実装できる。
用途は鉄鋼、アルミなど圧延設備など各種プラント設備分野。
外形サイズは、2800(W)×1650(D)×2350(H)センチ。定格容量6・2MVA、出力電圧3相3・1kV。ベクトル制御方式。JEC規格に準拠している。