アンドール(笹淵裕司社長)は、高度な3次元設計が可能な2次元/3次元統合CADシステムCADSUPER
Worksの新モデル「Mini(ミニ)モデル・Lite(ライト)モデル」を発売した。。標準価格Miniモデル39万8000円、Liteモデル78万円。年間サブスクリプションは別途有料。
新モデルは、従来の2次元操作のまま、手軽に3次元モデル作成により形状が確認でき、3次元モデルをデザインレビューとして活用できるなど、モデリング機能に特化した構成になっている。
Miniモデルは、3次元部品機能と2次元設計/図面作成機能がセット。Liteモデルは、3次元部品・アセンブリ機能と、2次元設計/図面作成機能がセット。専用の2次元図面から、3次元モデルの連携機能である既存2次元図面データが有効利用できる。
マルチボディ機能は、2次元組図から拘束条件などの部品間の位置関係を付けず、簡単に複数部品のモデリングを行い、1部品ファイル内に複数の部品形状を配置するマルチボディ機能を使った専用機能。2次元図面を最大限活用したモデリング・設計検証が可能である。
2次元図面内の三面図を、ダイレクトに3次元モデル内のスケッチ平面にインポートする2次元図面一括スケッチインポート機能を搭載。インポートと同時に、2次元図面上の寸法線を寸法拘束することが可能で、2次元図面の設計意図が同時に取り込み可能。また、インポートされた三面図を利用し、独自のモデリング機能「2Dto3D」により、既存図面から3次元モデル作成操作において省操作を実現した。
さらに、2次元組図一括スケッチインポート機能(レイアウトインポート機能、Liteモデルのみ)を搭載。2次元組図からダイレクトに3次元アセンブリ内に、部品単位ごとに区別された形状(ブロック要素)をインポートする機能で、既存図面から省操作でアセンブリモデリングが可能。製品の品質・完成度が向上する。