安川電機はACサーボドライブシステムの拡販を国内外で強めている。生産も過去最高を超えるペースで増産しているが、伸長する中国市場に対応して瀋陽に建設した新工場も軌道に乗っており、国内外で万全の供給体制を確立している。
機種は一歩先を行く機能を実現した最新機種「∑―V(ファイブ)」を中心に、「JUNMAシリーズ」やリニアサーボドライブやダイレクトドライブなど、幅広い品ぞろえを誇る。
∑―Vは、業界最高性能を誇る「ダントツ性能、かんたん立ち上げ、優れた拡張性」のコンセプトでユーザーからの評価が定着している。整定時間を大幅に短縮できる業界最高レベルのサーボ応答性(1・6kHz)と、20ビットロータリーエンコーダの標準搭載で100万パルス/revの高分解能を実現している。また、つなげばすぐ動く新調整レス機能として、マシンの動きを自動的に最適調整する「新アドバンストオートチューニング機能」と、たったひとつのパラメータ調整だけで産業用途機械・システムの性能を極限まで引き出して従来品比で調整作業時間を10分の1にする「新ワンパラメータチューニング機能」の搭載などで、顧客の求めるマシン制御を自在に実現できる。IEC61800―5―2に対応のセーフティオプションモジュールも完備。(http://www.yaskawa.co.jp)