星和電機(増山晃章社長)は、結線の自由度が大きいなど使いやすい新機能を搭載した「カッチングダクト」の新シリーズ「ハイクオリティタイプ(HQDタイプ)」=写真=19サイズを発売した。オープン価格。
同社は、側片折り取り式の画期的な配線ダクトであるカッチングダクトを1963年に発売して以来、配線作業の合理化と省力化に対応した製品の開発に努めてきた。新しく開発したHQDタイプは、使いやすい新機能を搭載したハイクオリティタイプ。
通線孔幅が10ミリと広いのでケーブルが取り出しやすく、結線の自由度が大きい。通線孔が底部まで開いており、壁を乗り越えずにT字分岐やケーブル取り出しができる。
従来品と同じく側片の折り取りが可能で、折り取り後は底部がフラットになり、長さ方向の折り取りが可能(通線孔ピッチ単位)である。
サイズは幅25ミリ~100ミリ、高さ40ミリ~100ミリ、定尺2メートル(全19サイズ)。材質はポリ塩化ビニル樹脂。色調はグレー。