安川電機の2012年3月期第1四半期連結決算は、売上高764億5700万円(前年度比20・7%増)、営業利益47億2100万円(前年同期6億1200万円の損失)、経常利益47億5500万円(同7億200万円の損失)、当期純利益47億5500万円(同10億6300万円の損失)となった。
セグメント別売上高は、モーションコントロールが432億9800万円(同24・4%増)、ロボットが220億1500万円(同27・7%増)、システムエンジニアリングが65億7300万円(同3・1%増)、情報が24億2100万円(同21・14%減)、その他が21億4800万円(同16・1%増)。
震災による部品調達への影響を極小化する取り組みに向けて、生産の維持・確保に経営資源を優先的に配分したことで、影響を最小限に止めた。
モーションコントロールは、ACサーボモータ・コントローラが海外からの受注が好調で、新製品の拡販も進んだ。インバータも省エネやアジアを中心としたインフラ関連需要が堅調に推移した。営業利益も39億5800万円と30億9400万円増加した。
ロボットは溶接、ハンドリング、塗装ロボットが海外の自動車業界向けを中心に堅調で、国内も液晶・半導体業界向けに堅調な水準を持続した。営業利益も10億6700万円と22億2700万円増加した。