日本スぺリア社「産学連携賞」を受賞関大から新産業創出に貢献で

日本スペリア社(大阪府吹田市江坂町1―16―15、TEL06―6380―1121、西村哲郎社長)は、同社が正会員として所属する関西大学の関西大学科学技術振興会の表彰制度において、2010年度の「産学連携賞」を受賞した。

同振興会は、同大学と産業界の架け橋として大学の研究活動を広く産業界に紹介し、新産業創出など科学技術の発展に寄与すること、同大学先端科学技術推進機構研究員(関西大学教育職員)と会員及び会員相互間の連携により、同機構及び会員の発展向上を図ることを目的とした企業・個人による会員制賛助組織。

産学連携賞は同振興会の正会員や、特別会員(同大学先端科学技術推進機構研究員教員)などの優れた研究活動の成果に対し授与されるもの。

審査は、同振興会正会員並びに特別会員で構成される審査委員会で厳格に実施される。中でも産学連携賞は、特別会員との共同研究により、優れた成果を上げた会員に贈られる。今回の受賞は、同社が鉛フリーはんだの研究を、特別会員である同大学化学生命工学部の池田勝彦教授(非鉄金属材料学)と共同で実施してきたことが評価されたもの。

現在、電子産業界の重要課題の一つである鉛フリーはんだの信頼性に関する様々な研究を通じ、同社の「SN100C」(Sn―0・7Cu―0・05Ni+Ge)の優れた特性を解明して注目されたことが受賞の主な理由。なお、今回の産学連携賞の受賞は同社のみである。

受賞式は5月28日、同大学構内の校友・父母会館2階会議室で行われ、同会の隅谷哲三会長から各受賞者に表彰状及び副賞が手渡された。

なお、同表彰制度には、産学連携賞のほか、知的財産の創造とその活用に対する功績に贈られる「学の実化賞」、優れた技術開発の成果に対する「技術開発賞」、特別会員の優れた研究成果に対する「研究奨励賞」がある。

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