コンテック(漆崎栄二郎社長)は、様々な設置方法に対応できるコンパクトなUSB接続型デジタル入出力ユニット2機種を開発、「パソコン計測制御コンポーネント」=写真=として発売した。標準価格は、「DIO―0808RN―USB」が4万2000円、「DIO―1616HN―USB」が5万4000円。同社では、新筐体を採用した計測制御システム構築用製品「Nシリーズ」として今後拡充していく。
新製品は、デジタル信号の入出力機能をパソコンに拡張する計測制御システム構築用のユニットで、パソコンへのインストールが簡単なUSB対応のプラグアンドプレイ機器。
新筐体の採用で筐体上部から信号線を挿入し、筐体正面から確実にねじ止めができる。35ミリDINレールへの設置に加え、ねじ止めやマグネット(付属)で壁面や床面への設置にも対応する。
DIO―0808RN―USBは、応答速度200μsecのフォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力/電流ソース出力対応)8点を搭載。12~24VDCの電流シンク/ソース出力に対応。入力は8点単位のコモン構成。独立コモンリレー出力(c接点)は8点を搭載。1点(1コモン)単位で異なる外部電源に対応する。出力定格1点当たり最大6A240VAC、5A
28VDCの大容量設計。
DIO―1616HN―USBは、応答速度200μsecのフォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)16点搭載。5~50VDCの電流シンク出力に対応。入力は16点単位のコモン構成。フォトカプラ絶縁入力部は電源回路を内蔵し、外部電源が不要である。
電流シンクタイプは、応答速度200μsecのフォトカプラ絶縁出力16点を搭載。外部電源電圧は5~50VDCに対応。出力定格1点当たり最大100mA。出力は8点単位のコモン構成で異なる外部電源に対応する。
なお、Windowsドライバ、Visual
Studio対応のライブラリ、サンプルプログラムなど豊富なプログラム開発支援ツールを付属。