「JIMTOF2012(第26回日本国際工作機械見本市)」(主催=日本工作機械工業会、東京ビッグサイト)が、12年11月1日から6日までの6日間、東京ビッグサイト全館を使って開催されるが、このほど概要が発表になった。
同展は、隔年で開催されている世界3大工作機械の一つとして、国際的にも注目されている。
今回は日本工作機械工業会が発足50周年の節目を迎えることもあり、特別企画を予定している。
工作機械の市場がグローバル化し、中国など新興国のメーカーも実績を高めている。その中で、日本が誇る工作機械技術の伝統を世界に示す場としての位置づけを明確にして、同展の展示内容が「ワールドプレミア」「アジアプレミア」として先端・最新製品になるように取り組みを強める。
また、セミナーなども聴講者の関心を一段と誘うようなタイムリーな演題・内容を設定して、参加意識を高めてもらう。
そのほか、将来の有為な人材を業界に誘うための工作機械トップセミナー開催など就職支援企画の充実も図る。主催者では出展規模が前回の約813社4964小間(約4万5000平方メートル)を上回る可能性が高いと見ており、来場者も前回の約11万5000人を超える13万人を見込んでいる。
なお、出展申し込み受け付け開始は、主催者・協賛団体会員、海外工業会会員は今年10月1日~31日、海外・国内一般は11月1日~30日。