厚さ25ミリで配線が不要 オムロン装置を稼働しながら電力使用量を測定簡易電力ロガー発売

オムロンは、製造現場での装置ごとの電力使用量を簡単に測定できる簡易電力ロガー「形ZN―CTシリーズ」=写真=を1日から販売開始した。標準価格はロガー部(形ZN―CTX21)と専用センサ部(形ZN―CTS11)とのセットで3万9800円(税込み)。

新製品は、フロアや装置ごとの電力使用状況を常時計測する前段階として、一時的な電力量の確認や、常時電力計測している場所をより詳細に確認したいといった用途に対応し、手軽に使用できるようにしている。

測定はセンサ部を電源線に取り付けするだけでリアルタイムに電力量を表示可能なため、電圧配線なしでも秒単位から日単位まで用途に合わせた電力量の確認が、装置やラインを止めることなく簡単に行うことができる。

ロガー部は業界最薄レベルの厚さ25ミリを実現。分電盤の内側など場所を選ばず簡単に設置でき、しかも電池駆動が可能なため電源配線を気にすることなくどこででも計測ができる。

また、ロガー部に表示器も搭載しており、本体のみで電力量(換算値)が確認できるほか、パソコンレスで本体内部のSDカードに電力量データを記録して持ち出すことも可能。

さらに、記録した電力量は、それまでに記録した電力量と自動的に比較しランキング表示して、各装置やライン毎に電力量の大小比較、一定時間ごとの電力量の比較も現場で簡単に行うことができ、電力量がピークに達した時間も簡単に確認できる。

そのほか、付属の専用ソフトで同社の温湿度ロガー(形ZN―THX11―S)の計測データとの一元管理や、電力量と温湿度の変化を並列表示可能など、使用している電力量と、装置周辺温度や湿度の因果関係を把握でき、無駄なエネルギー削減にもつながる。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG