パナソニック電工SUNX幅広い使用温度範囲実現プログラマブル表示器発売

【名古屋】パナソニック電工SUNXは、耐環境性に優れたタッチパネル式のプログラマブル表示器「GTシリーズ
タフタイプGT32―E」=写真=を発売した。

同社は従来から、製造装置や制御盤の操作用パネルなど、屋内でのアプリケーションに適している表示器を発売してきた。

今回の製品は、低温時でも画面切り替えの早いTFT液晶、低温でも寿命が短くならないLEDバックライトの採用により、従来機種を大きく上回る、マイナス20~プラス60℃の広い使用温度範囲を実現、屋外での使用も可能となった。

高コントラスト液晶と、高輝度バックライトの採用で、太陽光下でも視認性が向上している。UVカット層とUV吸収層の2層構造の前面シートにより、紫外線による部品の劣化を防止、さらにノングレア処理を行って映り込みの少ない画面表示を実現している。また、パネル前面は防水パッキンを使用して、保護構造IP67を実現、屋外や水のかかる場所でも安心して使える。背面上部からのしずくが入りにくい構造も採用している。TFTカラー液晶タイプで7・2ワット以下、TFTモノクロ液晶タイプで4・8ワット以下の低消費電力となっている。

有効表示寸法は、幅115・2×高さ86・4ミリ。モノクロ、カラー、通信ポートの違いで、価格は7万6000~13万3000円。2年後には年間5000台の販売を予定。

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