ケル(高橋和良社長)は、極細同軸ケーブル用0・25ミリピッチ超小型コネクタ(スタック接続タイプ)として「XSLSシリーズ」=写真=を発売した。初年度基板側とケーブル側コネクタのペアで400万個の販売を計画している。
新製品は、業界最小レベルの超小型ピッチとなっており、同社のXSLシリーズ(ケーブル横差し)と比べ、基板占有面積を約56%削減できる。
また、嵌合時のスタックの高さが1・44ミリと低背化を実現しながら、有効嵌合長0・31ミリを確保して、高い接続信頼性を実現している。
さらに、伝送特性に優れた極細同軸ケーブルに対応して、ヒンジ部の細管を通すなど接続レイアウトの自由度に貢献する。