フィールド機器とホストシステム間の通信及び設定インターフェースを標準化したFDT技術を、オートメーション業界に広く普及させようと活動しているFDTグループの会員数が88社と過去最高になっている。FAやPAの企業や、団体・大学などが参加しており、特にアジア太平洋地域で関心が高い。
2003年に非公式に活動を始め、05年9月に発足した。日本からは、ABB、インベンシスプロセスシステムス、NSD、M&M
Software、エンドレスハウザージャパン、オムロン、ガイロジック、ザムソン、TURCK
Japan、東京計装、日本モレックス、ピーアンドエフ、三菱重工業、三菱電機、メッツォオートメーション、山武、横河電機などが会員となっている。
また、認定デバイスも3000機種を超え、FDT技術に準拠した製品を持つ企業数も過去最高の55社に上っている。
FDT技術はすでにIEC62453として承認されているが、さらにISA103フィールドデバイスツールインターフェイス委員会によっても承認された。
これにより、ANSI/ISA規格準拠として扱われることになる。
なお現在、OPC協議会と相互運用性の共同プロジェクトを立ち上げている。