コグネックス(東京都文京区本駒込2―28―8、TEL03―5977―5409、島清史社長)は、新世代のウェハーIDリーダ「In―Sight1740」と、その付属ソフトウェア「In―Sight
Explorer
Wafer
ID」のバージョン4・5・0=写真=の販売を開始した。
In―Sight1740は、新しい自動チューニング機能の搭載により、最も読み取りが難しいマークでも、エラーを発生させないように自動的に読み取り率を大幅に高めることで、処理能力を2倍に強化し、読み取り時間も40%短縮できる。
また、明るい画像を生成することができる実績ある内蔵照明システムや、各種ウェハーのIDマークでもハイコントラストの暗視野画像を提供する外部LEDを内蔵するなど、クラス最高の照明システムを実現している。
さらに、新しいタイプのウェハープロセス処理が開発されたことにより、外部照明拡張ポートから電源を供給する特殊照明を使って、新しい画像要件に対応するための拡張も可能。
しかも、赤外照明を備えたモデルもラインナップし、きわめて特殊なプロセス処理ウェハーにも対応できる。
一方、付属ソフトウェアは読み取りエラーが発生しやすいような悪条件下であっても、自動画像改善フィルタの働きにより、オペレータの介入が不要となっており、最初にT7コードを読み取ることでSEMI
M1・15マークの読み取り能力が向上している。OCRマークは、T7コードが処理不能なほど劣化している場合のバックアップとして使用できる。