接続機器大手の東洋技研は、極省スペースを実現し好評の3・5ミリピッチスプリング式コネクタ端子台PCXシリーズ(40極、50極)に、新たに20極、26極、34極を追加発売、配電制御システムなどの小型化ニーズに幅広く対応できるよう製品構成を充実した。
PCXシリーズは、MILコネクタ(全極)と富士通360形コネクタ(40極)を搭載し、コネクタと端子台を1対1結線の標準品とPLC対応型を用意している。
独自開発のロック機構により、製品をレールに取り付けるとバネで固定され、ロックボタンを押さない限りスライド移動ができない。そのため、固定金具が不要となっており作業工数を減らせる。
端子台の結線ばね開閉用ボタンは「+」「-」どちらのドライバーでもボタン操作ができ、電線挿入孔は棒圧着端子(フェルール)、撚り線、単線に対応し作業も簡単である。チェック端子にはφ2テストピンの挿入が可能。
端子記名シール部は5極飛びに印字文字を反転(白抜き文字)することで、コネクタナンバーを認識しやすくしている。
(http://www.togi.co.jp)