バーコード、RFID、バイオメトリクスをはじめとした自動認識機器関連のハードウェア・ソフトウェアを一堂に集めた展示会「第13回自動認識総合展―AUTO
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EXPO2011」(主催=日本自動認識システム協会)が、8月31日(水)~9月2日(金)までの3日間、東京ビッグサイト(東1ホール)で開催される。出展社数は101社4団体255小間。開場時間は午前10時~午後5時。入場料は1000円(事前登録者及び招待券持参者は無料)。
自動認識技術は、従来からの「省力・効率」を求める分野に加えて、社会において人が安心して生活できる「安全・安心」の分野、物流・製造等現場の「見える化」の分野へも大きく広げている。
同展は、「バーコード、2次元シンボル、RFID、バイオメトリクス(生体認証)、IC&磁気カードなどの先端自動認識技術」と、これらの技術を活かした「ソリューション(物流、流通、医療支援、セキュリティ分野の機器、応用システム)」の2つから構成された展示会として、毎年開催されている。
今回も、自動認識ベンダー、コンピュータ関連業界をはじめ、アパレル、飲料、食品、出版、流通、物流、医療、セキュリティ、公共関係など広範囲な業種の開発、企画、営業、情報システム、設計、生産管理、購買担当者などの来場が見込まれている。前回は約2万7500人の来場があったが、今回をそれ以上の来場が見込まれている。
自動認識を活用したソリューションにスポットを当てた「自動認識ソリューション展示ゾーン」では、物流、流通、生産、セキュリティ、各種の5つのソリューションゾーンを設け、問題解決に繋がる展示を行う。
また、この展示カテゴリーごとのソリューションを紹介する「自動認識ソリューションコーナー」も、生産(31日)、セキュリティ(1日)、医療・介護、物流(2日)のテーマで連日行われ、14社・団体などが発表する。
一方、展示会に併設して「自動認識セミナービジネス・テクニカルスパイス」が3日間行われる。10タイトル・トータル20講演が予定されているが、いずれも講師は各界の専門家が切り口鋭く実例などを入れながら最新の自動認識技術について講義し、通常ではなかなか聴講できない内容となっている。
その他、出展企業による新製品発表会、自動認識システム大賞受賞企業発表会、日本自動認識システム協会セッションなども予定されている。