パナソニックパナソニック電工を吸収合併来年1月から「まるごと事業」を強化

パナソニックは、100%出資の連結子会社であるパナソニック電工を、2012年1月1日付けで吸収合併する。

パナソニックが存続会社となり、パナソニック電工は解散する。同時に同日付けで、100%出資子会社の三洋電機の社債による資金調達・償還・管理業務を吸収分割し、パナソニックに承継一元化する。

パナソニック電工の吸収合併により、パナソニックグループの重点事業である「まるごと事業」のさらなる強化を図り、販売のプラットフォームをパナソニックに一本化して、販売基盤及び営業力の強化を目指す。

さらに、照明、電器、デバイス事業を統合することで一元的、効率的な経営管理を行い、グループのシナジー最大化を図る。なお、11年3月期の売上高は、パナソニック8兆6926億円、パナソニック電工1兆5628億円となっている。

一方、三洋電機の社債による資金調達・償還・管理業務を吸収分割により、パナソニックに承継させることを決定。パナソニックが吸収分割承継会社、三洋電機が吸収分割会社となり、既存の社債も加え、グループの社債管理業務を一元化する。

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