韓国知識経済部主催による「2011東京韓国産業展」が、9月6、7の両日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開催された。自動車部品、電気電子部品、電力エネルギー、LED、機械部品、金属素材など韓国企業103社が出展し、日本市場進出に取り組んでいた。
同イベントは、日韓両国企業間の産業協力促進を目的に1995年に第1回の展示商談会を開催、今回で11回目となる。これまでに、各種部品調達や技術協力などで日韓企業間で幅広くパートナーシップが構築されてきた。今回は、自動車部品、電力エネルギー、電機電子部品、機械装置、IT、LEDの6つに分類され、電源供給器・照明(ピコ、出展社名・以下同)、変圧器・発電機(パワーマックス)、パワーマネージャー(ダウォン
ディーエヌエス)、太陽光インバーター(カコ
ニューエナジー)、サーボモーター(コモテック)、LED照明(エスエフハイテック)、無線通信機器(エアテックシステム)、制御部品(パシフィックコントロールズ)、節電器、センサー(ハギソニック)、PDA・決済用端末機(ブルーバードソフト)などの商材が関心を呼んでいた。
出展企業は、「日本企業と協業プランを作り上げ、日本法人を設立し、本格的に進出したい」など日本市場開拓に意欲的であった。来場者の評価も、「韓国の技術水準は向上しており、パートナーとして協力していきたい」と前向きな声が多かった。
なお後援は、日本側が日本貿易振興機構、日韓経済協会、日本商工会議所、日本電子機器輸入協会の4団体、韓国側が中小企業中央会、韓国産業技術振興院の2団体。