コンテック(漆崎栄二郎社長)は、USBポートを装備したパソコンに、4つのRS―232Cポートが増設可能なUSB2・0対応シリアル通信ユニット「COM―4CX―USB」を開発、パソコン計測制御コンポーネント「PC―HELPERシリーズ」=写真=として発売した。標準価格3万5000円。
新製品は、USBポートを装備したWindowsパソコンに、4つのRS―232C(COM)ポートが増設できるユニット。計測器やオーディオ・映像機器など、RS―232Cポートを搭載した業務用機器を、RS―232Cポートのないノートパソコンや、デスクトップパソコンに接続し、データ通信することができる。
最大通信速度92万1600bpsで、各ポートに送信128byte/受信384byte(USB通信と共有)のFIFOバッファメモリを搭載。高速通信時でも安定したデータ転送を実現した。
また、4つの各ポートは、パソコンと同じ業界標準の9ピンD―SUBコネクタを採用。
市販のRS―232C準拠シリアルケーブルを、そのまま接続して使用することができる。
パソコン本体のCOMポートと同様に使用できるドライバソフトウェアを添付。Windows標準のWin32APIコミュニケーション関数、及びVisual
BasicのMSComm、NET
Framework2・0のSerialPortクラスなどで使用可能。
対応パソコンは、USB1・1、同2・0ポートを装備したWindows
PC。