横河電機1台で8点の信号入力無線通信対応の温度伝送器発売

横河電機は、産業用無線通信規格ISA10011aに準拠した多点温度伝送器「YTMX580」=写真=を9月から発売した。

石油・天然ガス、鉄鋼、電力、水処理などプロセス製造業全般の市場に提案し、初年度150台、2年後には1300台の販売を見込む。

新製品は、熱電体や測温抵抗体などの温度センサで測定した温度を電気信号に変換して、監視・制御システムに送信する計器である。

従来は、信号入力の点数が1点のものが多く、高密度温度測定するには複数の伝送器を導入する必要があった。

新製品は1台で8点の温度センサを接続することが可能となっており、伝送器の台数を減らし初期導入費用を抑えることができ、機器のメンテナンスの効率化も図れる。

さらに伝送器と監視・制御システム間の通信を無線にすることによって、高所など配線が困難な場所への設置も容易となった。

プロセス産業のタンク、乾燥炉、ボイラ、モータ、石油・天然ガス、化学プラントの分解炉、蒸留塔、反応炉などの温度を測定できる。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG