開発型企業の信明電機は、高いシェアを持つDCソレノイドのほか、光電センサ、近接センサ、トルクセンサ、オートロックブレーカーなどを製造販売している。
各種センサのなかで、トルクセンサは機構的に独自の新方式(特許申請)を採用しており、微少トルクの測定用として、また品質管理や工程管理などのセンサとして好評である。
種類は、回転型トルクセンサがDM、DMPA(アンプ内蔵)の各シリーズ、静止型トルクセンサがSM、SSM、SMPA(アンプ内蔵)の各シリーズを用意しており、用途に最適な機種を選定できる。
回転型トルクセンサは内蔵モータで被測定物を回転させ、その際発生するトルクを検出する。一方の静止型トルクセンサは歪みゲージを応用し耐衝撃性に優れ高精度である。
回転型トルクセンサDMシリーズは、モータを内蔵しトルクの検出と回転速度を同時に検出できるため、開発用データとしての使用、オンラインでの使用などに適している。検出部にはスリップリングを採用していないため精度が安定し繰り返し精度にも優れている。(http://www.avis.ne.jp/~shinmei)