【名古屋】CC―Link協会(CLPA)は、中国の支部「CLPA―China」が、このほど創立10周年を迎えたのを機に、上海市内のホテルで「CLPA―China10周年記念式典」を開いた。中国政府関係者、大学、中国の自動車・電機・FA機器メーカー、システム・インテグレーター、欧米・韓国のパートナー企業、CLPA幹事会社の関係者ら約150人が出席した。
CLPAは、「Gateway
to
China」をモットーに、中国でCC―Linkパートナー企業、対応製品の増加に力を入れている。
式典では、CLPA―China会長の陳啓軍・同済大学教授が「CC―Linkは、この10年の間に産業の自動化に貢献してきた。今後も生産効率化のために中国を始め、全世界に広まっていくだろう」と挨拶した。その後、ドイツのBALLUF、上海の印刷会社、南京マツダ、韓国のLG、三菱電機などがCC―Linkに関する講演を行った。
会場では数社がデモ機の展示も行い、中国企業に対しては、FA関連機器をCC―Link対応にするための開発キット、マニュアルなどを無償で提供した。
式典の後、船上でパーティが開かれ、日本のオリジナル技術の世界展開を祝福した。