SIM―Drive(川崎市幸区新川崎7―7、〓044―201―1014、清水浩社長)と、ダッソー・システムズ(東京都港区海岸3―18―1、〓03―5442―4011、末次朝彦社長)は12日、SIM社が開発を進めている電気自動車の先行開発事業において長期提携契約を締結したと発表した。
今回の提携で、SIM社の環境に配慮した電気自動車の開発などについて、ダッソーが持つ3D
CADソフトウェアのCATIAのバージョン6を活用することによって、電気自動車の開発事業を推進することになる。契約期間は3
年。
SIM社では、すでに先行開発車1、2号の事業が進んでおり、2号の開発と来年2月から事業が開始される第3号の開発にバージョン6を利用する。
バージョン6は、設計から機構、設備、システム・エンジニアリングの領域など、高品質なモデリング及びシミュレーション技術を提供できる。遠隔地でもデータへのアクセスが可能で、開発への参加、進捗状況の確認が可能だ。さらに開発者同士で設計図面を見ることでのコミュニケーションの充実が図られ、効率的な開発事業が行えるとしている。