接点最大許容電圧1000V DC実現パナソニック電工側安全遮断用パワーリレー発売

パナソニック電工は、パワコン、接続箱、バッテリー機器など、太陽光発電関連機器のDC側安全遮断用デバイスに求められる接点最大許容電圧1000V
DC、小型・高容量・遠隔操作を実現したパワーリレー「EPリレー20Aタイプ」=写真=を発売した。オープン価格、2014年度の販売目標は月3万個。

太陽光発電関連機器のDC側安全遮断用デバイスは、欧州市場を中心に接点最大許容電圧1000V
DC対応により、DC高圧系の遮断用途での使用が可能というニーズが高まっており、さらに小型サイズで大電流制御が求められている。

安全性やメンテナンス性の向上が要求され、従来の手動スイッチやブレーカから遠隔操作が可能なリレーへの要求が高まっている。このEPリレーは、DC側の安全遮断用デバイスとして使用される。

特徴はDC12V、24Vのコイル電圧に対応。接点最大許容電圧は1000V
DCで、DC高圧系での遮断用途への使用が可能となり、機器の安全性向上に貢献する。定格は20A・400VDC。電気的寿命は3000回以上である。サイズは長さ40×幅78×高さ48・1ミリと小型サイズで直流高電圧、大電流制御を実現(20A
400V
DC)。従来、10A、80A、300Aタイプの接点最大許容電圧は400V
DCだったが、同電圧が1000V
DC対応の10A、80A、300Aタイプも品ぞろえした。RoHS対応済み。

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