φ22ミリ取り付けに対応 デジタル作業コストと時間を削減プログラマブル表示器発売

デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、〓06―6613―1101、安村義彦社長)は、国内で初めてφ22ミリ丸穴に簡単に取り付けできるプログラマブル表示器「GP4000Mシリーズ」=写真=を発売した。参考価格5・7型8万4000円、3・5型4万9000円。2013年12月までに2機種合計で8万台、約48億円の販売を目指す。

従来、表示器を装置に取り付ける場合、表示器の大きさごとに異なる取り付け穴を加工する必要があったが、GP4000Mシリーズは、スイッチやランプの規格サイズと同じφ22ミリ丸穴へ簡単に取り付けることができる。

スイッチやランプと同じように操作盤に取り付けできるので、表示器取り付けのため操作盤加工にかかっていたコストと作業時間の削減につながる。

画面は、6万5536色TFTによる鮮明な画面で、視認性と操作性が向上した。

シリアル、Ethernet、USB(ホストとデバイス)の基本インターフェイスを搭載。

5・7型は620グラム以下/6・8W以下。3・5型は360グラム以下/6・5W以下と、軽量、低消費電力を実現。

CE、UL/cUL、KC、C―Tick、GOST―Rなど各種の海外規格に対応。

用途は、包装、食品加工や搬送など、生産現場で綺麗な画面で視認性・操作性の向上が求められる場合や、Ethernetやシリアルで制御機器との通信など、後工事でφ22ミリ丸穴加工だけで、簡単に表示器を必要な場所に追加したいニーズに対応する。

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