磁気近接スイッチ・磁気技術応用の総合専門メーカーであるマコメ研究所は、本質安全防爆構造の2線式磁気近接スイッチ「SW―3950A」を発売、磁気近接スイッチの用途を危険場所まで広げている。
磁気近接スイッチの本質安全構造タイプは少ない。攪拌機械の回転検出などに採用され、高い評価を得ている。
本質安全防爆構造(iaIICT6)の2線式磁気近接スイッチSW―3950Aは、水・粉塵・鉄粉などでの誤動作がなく、しかも保護構造IP67に適合しており悪環境下での使用が可能である。
コード長500メートルで防爆認定されており、離れた非危険場所にセフティバリアを設置することもできる。
検出距離は50ミリ以上が可能で、検出物体である磁石の磁力、形状によって検出距離を調整できるのも特徴である。
応答速度は1ミリ秒以下と高速である。耐振動、耐衝撃にも優れた性能を発揮する。
同社の磁気近接スイッチは、独自開発の「可飽和コイル」を用いて磁力を捉え出力する製品。
リードスイッチと比べ機械的寿命がなく高感度である。また、ホール素子タイプと比べても温度や耐ノイズ性に優れる。
(http://www.macome.co.jp)