中央電子(東京都八王子市元本郷町1―9―9、〓042―656―5811、戸田英城社長)は、データセンタ向けサーバーラック「DCMシリーズ」=写真=の販売を開始した。
新製品は、軽量ながら強度の高いアルミフレームにより、耐荷重1500キログラムと従来比50%強化し、業界トップクラスの頑丈な構造となっている。
しかも、開口率84%の高開口ドアとラック内の乱流を抑え冷却効率を向上させる独自のエアセパレーション構造となっており、サーバー機器の高密度実装にも対応できる。
さらに、クイックリリースヒンジやクイックリリースファスナーの採用で、工具なしでもドアの開閉作業や取り付け・取り外しなどが容易に行える。
また、各種ケーブルを通せるケーブル穴付きトップカバーやEIA規格に対応したユニットが確認できるU表示など、各所に同社の特徴である使い易い設計を行っている。
そのほか、工具なしで簡単に取り付けできるケーブルアクセサリーも豊富にそろっている。
ラックの素材は重量のあるスチールを採用したものが多いが、同社では軽量なアルミフレームを採用しながらも、耐荷重は強化して、使い易さと信頼性を向上させた。