山武は、工場の配管などからのエア漏れを音で検知する「リークディテクター」が、累計出荷1000台を突破した。
リークディテクターはパラボラ形状で、超音波を検知する診断ツール。パラボラの内側にある超音波センサーにより、配管からのエア漏れに伴って発生する超音波を検知し、パラボラの指向性とレーザーポインタにより、超音波の発生場所を特定し、強さをヘッドホンからの擬似音と数値、LEDで知らせる。
2001年に販売を開始したが、エア漏れ個所を修繕することによってエア使用量の削減に繋がり、コンプレッサなどの電力削減ならびにCO〓削減にも貢献している。誰にでも簡単に扱え、省エネ活動の最初の導入ステップの最適なツールとして、省エネ活動の強化や、これまで見逃されがちだった製造ラインで使用されている圧縮エアにまでコスト削減の意識が広がり、販売開始以来10年間で1000台の出荷を達成した。
同社ではこれを記念して、リークディテクターを利用した同社専門員によるエア漏れ診断サービスと組み合わせた特別キャンペーンを3日から開始している。