温湿度制御機器・システムメーカーのシマデン(東京都練馬区北町2―30―10、〓03―3931―3481、島村一郎社長)は、アナログ式操作に慣れたエンドユーザーでも簡単に操作できるディジタル調節計をコンセプトに、業界で初めてキーのみの操作を実現した「AR18シリーズ」を発売した。1設定2位置・2設定2位置・3位置式の豊富なバリエーションで多様な用途に対応できる。本体販売価格は3万8000円から。
新発売のディジタル調節計ARシリーズは、エンドユーザーのニーズに対応し操作性を徹底的に追求して開発したもので、基本操作は数字表示を見ながらキーのみで行える。設定は1設定2位置・2設定2位置・3位置式を用意している。2位置式は調節動作隙間を0・1~9・9%FSの範囲で希望の値を設定できる。
3位置式は不感帯の設定機能を装備。不感帯を1~99%FSの範囲で設定できる。動作表示部は加熱時に緑色、冷却時に赤色が点灯するため、確認がしやすい。
全機種とも誤操作防止の開閉式キーカバー付きで安全性にも配慮している。
また、接点調節出力は5A(抵抗負荷)駆動が可能である。保護構造IP68相当(前面操作部)。IEC61010準拠。寸法はH96×W96ミリのDINサイズ。RoHS指令対応。